Angel Beats 最終回

このアニメなんですが、いい意味で深く設定や考察を考えなければ、少なくともつまらないアニメにはならなかったんじゃないかと思います。
設定矛盾や奇跡理解力が必要な部分を掘り下げようとすると、なんともいえないイライラが生まれるのも判る気がする。
がまあ、個人的にはそこら辺おいといて、製作側というかだーまえは言ってる事とやってること違うじゃねーかおいって感じです。
製作側が言ってる事とやってる事が違うと、話の内容と別にそのアニメが好きになれなくなる、坊主憎けりゃじゃないですが。
改めてそれを感じさせてくれたアニメだなと。
とりあえず思った事書きましょう。
SSS団の他メンバがいつの間にか成仏してたのはひどい、正直これだとなんで11話でわざわざゆいの成仏に1話かけたのかわからん、あれはそんなに必要なキャラだったのか?
というか、最後そういう扱いにするくらいなら、もう少し主要メンバを減らすなりすべきだったんじゃないだろうか。
いつの間にか5人で、後はみんな成仏しましたは扱いがひどい。
あとさ、なんかとりあえず満足したら成仏してるのはなんなの? 日向のセカンドフライやらゆいの成仏のためにがんばったあれはなんだったの?
ガルデモメンバ、モブ、SSS団他メンバさ、青春時代にできなかった悔いの残った何かがあったんだろ?
それを達成させてやらないと成仏しないんじゃないのか? 達成させたらその時点で消えるんじゃねーの?
見えてない所で、残りのSSS団メンバもゆいと同じように一つ一つやりたかった事聞いてやってもらったの?
なんで最後の5人は自分の意思みたいなので消えるタイミング選べるの?
今までの描写とかと食い違いが多くて、矛盾を感じるし説得力が薄くなる。
それから、卒業式シーンはギャグいらなかったんじゃないかな、そしてギャグがいらなくなると日向も知らないうちに成仏させちゃってもよかったんじゃないかな。
でまあ、これはネットでも問題にあがってますが、「二人で残ろうぜ」はちょっとね。
さらに、最後Cパートの描写から結局音無も成仏したのよね?
「これからこの世界にくる奴らのために」とか言っといて、天使ちゃん消えちゃったから俺漏れもってわけだ。
ここまできて、最後の最後でかっこ悪いことしてくれたなあと、主人公として今まで別に嫌いって感じはなかったのに、ここにきてやってくれたよ。
加えて、音無がそんなに天使好きだった描写あったっけ? そうは思えなかったけど。
結局神がどーたらってのはいいのか。
13話を見て頭に浮かんだのは「茶番じゃん」て感じでしかなかったです、最後の音無の音速ハグは笑いましたが。
生き返ると転生は違うからいいんですか、やってること一緒じゃないんですか、死んで生き返ってというのはやりません、だから死後の世界という舞台にしました、生き返りはありませんてなんだったんですか。
ギャグ部分は面白い所もあったけど、それ以上に嫌な部分が多々目立ってしまった。
何も考えないで見れば違うのかもしれないけど、それは無理。
なので、ABは個人的には駄目でした。