ガンダム00_映画

いい所、悪い所ありましたが、まあ見ない方がいいよっていう事はなかったですね。
そもそも、今回は今までのガンダム映画とは根幹テーマが違うもんで、ガンダム? と言われると少し違和感のある映画かもしれません。
というのも、敵が宇宙人、というか宇宙生命体なんですよね。
ガンダムって根っこには地球vs宇宙がありますが、それはあくまでどちらも人間なんですよ。
今回それがない事で、ガンダムなんだけど違うアニメ見ているような感覚も少しありました。
マクロス的な感じですね。
まず褒める所からw、やはり戦闘シーンですね、かなりスピード感のある作りでした。
また、過去の敵たちと協力し、地球の勢力が一致団結して宇宙生命体に立ち向かうという場面は、ガンダムらしくないけど個人的によかったです。
ただ悪い点も、まず00Qの戦闘シーン少ない、主役の刹那の新機体なのに戦闘シーンあんまりないのがとても残念。
次に、主役のライバルとなる存在がいないので、ライバルとの熱い一騎打ちもない。
さらに、敵がモビルスーツでない(一応モビルスーツ形状のも出てきますが)ので、モビルスーツ同士の対決も微妙というのがありました。
特にライバル的敵キャラが存在しないというのは、物足りなさがでかかったですね。
さりげなくデカルト・シャーマンというキャラを出しておいて、取り込まれたのが伏線で最後にライバルとして登場かと思ったら、取り込まれた後出てもこないwwww、扱いひどすぎるだろww。
ティエリアもせっかく出てきたのに速攻いなくなったあげく手乗りティエリアだったり。
後は、恋愛方面も結局誰ともくっつくかなかったですねえ、それであのラストだからびっくりしたわけですが。
まあ、ガンダムって全作品くっついてるわけではないですけど、それでも結構くっついてる方ですから。
せっつぁん淡白すぎワロタって感じ。
そしてモビルスーツ、毎度思うけどアレルヤの乗るモビルスーツはいまいち影が薄い、高軌道が売りだけどトランザムのせいでみんな早いし…。
ラファエルにいたっては中の人→後ろの人→上の人にパワーアップなのかダウンなのかしてたよwww。
ロックオンのだけはよくなってたかなあという感じ。
にしてもなあ、パンフレットとか見ると、明らかに刹那とデカルトが戦うよみたいな構図の絵があるのになあ、デカルトまじかわいそう。