あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない 最終回

とりあえずいい最終回でした、やっぱり今期はこれが一番だったなと思いました。
ただまあ、感動したという意味では、そもそものテーマがテーマなもんで。
結局感動系の話って、大半は別れと再会なんですよね、それが死んで蘇るなんてのが所謂だーまえストーリー。
だーまえはキャラを殺して感動を取ると言われるのが嫌だったようで、そっからABであんなこと言い出したんですが、結局ABも成仏していなくなるという別れになってる。
しょうがないんですよ、こんなの他の作品でもなんでも一緒ですし、多少形を変えていたとしても。
記憶がなくなるのも、結局別れの一つだしね。
だから、個人的にはそんな周りの言う事なんか気にしないで、今までどおり作って欲しいと思っちゃう、今度はそういう風にしませんよ(キリッ とかやっといてあれだと
何も変わってねえじゃんかよと思っちゃう。
と、話が少しずれましたが、世の中の大半の感動ストーリーは、この別れと再会をどういう形で描写してるかだと思ってます。
そういう意味で、1話でそもそも死者が蘇っているあの花は、その時点で最終回のめんまとの別れが決定しているんですよね。
だから、他はどうなるかわからないにしろ、めんまがいなくなってしまう最後が視聴者にもわかってる。
どんでん返しで生き返りましたって可能性もあるかもしれませんけどね。
とはいえ、余程はずれた事しない限り、このテーマというかやり方はある程度感動して当たり前的なものではあるなと。
もちろん、実際それをどう描写するか、それまでのみんなとの関係とか心のつながりとか、そういうので最後の別れの悲しさってものすごく変わりますけど。
途中の描写で、なんとなくめんまの願いは、じんたんのお母さんから頼まれた何かである、というのはわかってましたが、実際の願いの内容はこの話見るまでわかりませんでしたね。
つか、そうなるとあのじんたんが泣いた時から、もうめんまの消滅は始まっていたということなのかな。
後は、昔仲良かったみんながばらばらになってしまったという設定もまた、最後はまたみんな仲良しになるんだろうなあと。
みんながまた集まって、仲良しになって、めんまがいなくなる、ここら辺は視聴者のほとんどが最終回でそうなるだろうと思っていたかなと。
こうやって書くと、そもそも下地からそういうもんだったんだから、感動して当たり前じゃんとケチつけてるように思われそうですがw。
でも、実際そういう人もいるんじゃないかなと、だーまえが気にしてたようにこういうのでお涙誘うのかよって言う人はいますし。
一方で、なくなりませんよねこういうの、自分は無くならなくていいと思います。
周りから何を言われようが、マンネリ言われようが、それでもああいうの書けるならいいじゃんて、気にするなって思う。
そもそも自分が、あの花は自分が好きなアニメになりそうって思った理由に、バラバラになったみんながまた集まるっていうのが見えたからですし。
話を聞いた時、11話で最終回? 詰め込まれるんじゃと心配しましたが、特にそういう風には感じませんでした、これでよかったかなと思います。
特にみんながみんなの本音をぶちまける所がよかったかなあと、子供の時ですらできなかった事なんだし。
最後にみんなにめんまが見えて、ちゃんとお別れができてよかった。